2013/09/02

嫌韓デモへの仏人の主張。

先々月のとある週刊雑誌の日本版に、以下のようなコラムがありまして拝読すれば拝読する程「微妙~」な感覚を覚えたのでありました(苦笑
今週のコラムニスト:レジス・アルノー
〔7月30日号掲載〕

 6月30日、私は最近話題になっている嫌韓デモに行ってみた。このデモは東京の新大久保で何年も前から、毎週日曜日に行われているものだ。私は不安を胸に家を出た。自分の身も心配だったが、新大久保の人々のことも、日本の対外イメージのことも心配だった。

 実は新大久保はサンフランシスコのチャイナタウンやパリの日本人街と同じような「観光スポット」だ。外国人にとって、新大久保のコリアンタウンを歩くことは伊勢丹新宿店の地階と同じくらい楽しさと驚きに満ちている。伊勢丹が日本がいかに洗練されているかを示しているとすれば、新大久保の街が示しているのは日本が外国人に対してフレンドリーで開かれた国であり、他国の文化が生き生きと存在できる国だということだ。

 だがデモのせいで、新大久保は日本が外国人にとっていかに不快な国になり得るかを象徴する場所となった。嫌韓デモの数百人の参加者は自らを愛国者だと考えているのだろうが、実際は日本の力をそいでいるに等しい。憎しみをまき散らすデモ隊の存在を許すのは日本の恥だ。

 新大久保で店を営む在日コリアンは、税金を払って日本政府の財政を潤している一方で誰の脅威にもなっていない。だが「朝鮮人を殺せ」と日本人の誰かが言えば、それは日本という国を自ら攻撃していることにほかならない。こうした発言はジャーナリストや一般の人々によって世界中に伝えられると考えていい。そして日本のイメージにも、尖閣問題や東京への五輪誘致における日本の立場にも悪影響を与えるだろう。アメリカやフランスも、外国人居住者や韓国系の自国民をきちんと守れない国の側になど、簡単に立ちはしないはずだ。

 私は不安を胸に家を出たと書いたが、帰宅したとき、私の心は喜びに満ちていた。在日の人々は決して嫌韓デモの挑発に乗らない。だからこそ約2500人の日本人が彼らを守るために自発的に集まり、嫌韓デモに反対するデモを行っている。また、警察は嫌韓デモ隊が新大久保の中心部に入ることを許さなかった。彼らは自らの任務を果たし、私にはジャーナリストの仕事をすることを許した。

 感動の瞬間を何度も目にした。反対デモの人々に「本当にありがとう」とささやいていた在日コリアンの姿もあった。普通のサラリーマンや学生、OLが一緒になって嫌韓デモ隊に立ち向かい、「差別反対!」と叫んでいた。私から見ればこの人たちこそ、真の愛国者だ。彼らは日本の名誉を守っていたのだから。

■健全な民主主義は日本の誇り

 このうち1人はフタミさんという法律を学ぶ学生で、以前から嫌韓デモへの抗議活動をしてきた。彼は多くの日本の若者が忘れている政治参加の尊さを身をもって示していた。「最初は10人しかいなくて、警察の車に守ってもらった。それが今では2500人だ」と彼は言う。

 警察は非常に緊張していたが、称賛に値する自制心を持って任に当たっていた。そして私の報道の自由も守ってくれた。道路を封鎖していた機動隊に私は、嫌韓デモ隊の話を聞くために非常線を抜けてもいいかと尋ねた。隊員たちは躊躇したが、上官が一喝した。「この人はジャーナリストなんだからすぐに通せ!」

 日本の文化の力、外国人居住者をおおらかに受け入れる姿勢、そしてアジアでは特に長く健全な民主主義の歴史は、この国が世界に誇れるものだ。私は新大久保でこのすべてを目の当たりにした。ますます専制的になりつつある中国の隣にあって、民主主義は日本に非常に有利な武器として働くだろう。

 6月30日の朝、私は外国人をめぐる状況が悪化したら自分は日本に住み続けられるだろうかと自問しながら家を出た。帰宅したとき、3人のわが子が日本国籍を持つ私はことを誇りに思っていた。

離れてから結構時間経つけれど、コラムニストも李小牧氏以外変わっちゃったなー。
しかも肩書きが___。(苦笑
あ、因みに李小牧氏はChineseで日本で婚姻歴があってカジノ賛成派です。
カジノ云々については、歓楽街の住人だから当然と言えば当然ですが(苦笑

何故知っているかというと、Newsweek日本版定期購読者していた履歴持ちだった(苦笑
'90年代後半から'00年代後半まで購読していた___と私のGhostが(苦笑
9.11がその間起きたから中東の科目では参考になった。
でもmisleadもされたな(苦笑
集中講義の講師に(爆 仏国と各植民地に於ける肝心な情報を伏せた授業しますたよね!?
それとも、講師もbias掛かった情報を掴まされ信じていたのでしょうか?
そんな事より授業料返せ~~~\(^O^)/オワタ

新大久保やアメ横が海外からの新たな観光spotなのは知っている。
元々嫌韓一筋が売り(笑)な筈の在特会が、学校施設の校門前や新大久保に嫌韓デモ展開していたのも知っている。
大抵“行動する保守”だと自称する団体は、単独では無く幾つかの団体でデモをやっている。

犯罪組織となった在特会は過去からデモの開催地が微妙であったのは間違い無い。
大使館とか民主党議員関連施設でデモやっても良いのに、確かやっていない。
学校施設や朝鮮B地区とか朝鮮玉入れ店舗とか役所である。

確かに偏っているのは疑問符が湧く。


日本に於ける在日韓国朝鮮人の税制上の特徴について、不勉強なようである。
税制上の“減免”というものがある。
これは国で決定するものではなく、各自治体が裁量権を持っている。
自治体によって程度の差はあるものの、事実上優遇はされてきたのだ。

しかし、このjournalistは本国の暴動やデモについてthroughしている。
主張によれば、米国も仏国も在留外国人に刃を向けるような事はしないそうであるが、そうだったか?
仏国も移民国家となりつつあるが、Newsweek日本版でArab系Islam系の割合が大きくなり文化の相異から、小さな衝突が起きていたり治安が悪化しているという記事を掲載していたと、私のGhostが(苦笑

米国では、強姦と売春が国技の韓国から集団で売春婦が入国し、摘発に手を焼いている。

嫌韓デモであって他の人種・民族へのデモではないのに、不安を抱くのは何故だろうね?
在特会のやり方は全く支持出来ないが、余りに朝鮮族の肩を持つというのは過去からの関係性かな?

子が日本国籍なのは確かに治安面では幸運でしょうが、鴨にされる側になってしまうね。
親は子より先に黄泉の国だから。

日本語でやさしい解説の入門編は此方です(w