これは誠にお気の毒な症例ですね___。
“カンガルーケア”なる育児法は出産直後からこんな事します。
ググルせんせは粛々と無慈悲だな(苦笑
個人的にはカンガルーケアやっても構わないとは思っています。
但し条件付き(笑
「室内温度・湿度が適切かどうか」というのは医療以前の項目で___。
充分なスタッフの配置
妊娠時期からの充分な指導
分娩直後での母子への対応と見守りのスタッフの存在
室内の照明
カンガルーケア時での母親と新生児の位置とかetc...
「08年度に「こども未来財団」が全国の「赤ちゃんにやさしい病院」に行った調査によると、半数近い施設が原因不明のチアノーゼ、気道閉塞、心肺停止など57の事例を経験していたことがわかっている。」
未熟児とか低体重児でなくとも、フッと無呼吸になる新生児の例はあります。
授乳時にも必死に吸啜して呼吸するの忘れて、チアノーゼ起こす新生児は少なくないのであった。
確かうつぶせ寝で新生児が死亡したか障害残ったかの訴訟で、医療側が敗訴した判例があったような…と、私のGhostが(苦笑
画像検索では結構な割合で、「随分危なっかしいなー」ってカンガルー体勢をお見受けします。
実際はどうなんでしょうか?
FACTAが記事にした国立病院機構九州医療センターの事件、記事では状況が解りにくい部分があるのですがー___。
枕元付近には大抵小さな照明がある筈ですが、「薄暗い」とは?
「頭くらいしか見えなかった」というのに、何故母親は仰臥位のままだったので?
半日経過していたんですよね?
解せぬ。
以下はFACTA記事中でも取材受けている“カンガルーケア反対派”久保田医師の意見記事。
充分整った環境下でない限り、カンガルーは導入しない方が宜しいかと思われる。